子育て支援

【見落とし注意】浜松市、高校生世代まで医療費助成が拡大!対象と手続き方法を紹介

「医療費助成があるのは小さい子どものうちだけ」——そう思い込んでいませんか?実は浜松市では、高校生世代のお子さんも医療費助成の対象になっています。しかも、この制度は今に始まったものではなく、2019年から続いているにもかかわらず、意外と知られていません。

「うちの子は高校生だからもう対象外」と思って受給者証を使わずに医療機関を受診していると、本来受けられるはずの助成を見逃してしまっている可能性があります。

この記事では、浜松市の小・中学生、高校生世代医療費助成制度の対象年齢・自己負担額・申請方法を分かりやすく解説します。

小・中学生、高校生世代医療費助成制度とは

この制度は、小学校入学から18歳年度末までの子どもの通院・入院にかかった医療費(保険診療分)の一部を、浜松市が助成する制度です。もともとは中学生までが対象でしたが、2019年に高校生世代にも拡大されました。

ここで見落とされやすいのが、「高校生世代」の定義です。浜松市の制度では高校に在学しているかどうかは関係なく、中学校卒業から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある方は、全員が対象になります。つまり、高校に進学しなかったお子さんや、通信制・定時制に通うお子さんも、年齢の条件さえ満たせば対象です。

対象者・所得制限

項目 内容
対象年齢 小学校入学〜18歳到達後の最初の3月31日まで(高校生世代含む)
在学要件 なし(在学状況にかかわらず年齢のみで判定)
所得制限 なし

他の自治体では、高校生世代の医療費助成に世帯所得の条件を設けているケースも少なくありません。浜松市の場合は所得にかかわらず対象となるため、「うちは共働きで収入があるから対象外だろう」と自己判断せず、まずは対象かどうかを確認してみることをおすすめします。

自己負担額(通院・入院)

受診の種類 自己負担額
通院(診療時間内) 1回500円(500円未満の場合はその額)
入院 自己負担なし

乳幼児医療費助成(0〜6歳)とは異なり、小・中学生、高校生世代は通院時に1回500円の自己負担が発生します。ただし入院については自己負担がないため、長期入院や手術が必要になった場合の家計への負担を大きく軽減できます。

申請方法・受給者証

この制度を利用するには、「小・中学生、高校生世代医療費受給者証」の交付を受ける必要があります。多くのご家庭では、乳幼児医療費助成からの切り替えタイミング(お子さんの小学校入学時)で自動的に受給者証が更新されますが、転入してきた場合は改めて申請が必要です。

医療機関を受診する際は、この受給者証と健康保険証をあわせて窓口に提示してください。受給者証を提示せずに受診してしまうと、その場では全額自己負担となり、後日払い戻しの手続きが必要になるため注意しましょう。

見落としがちな注意点

この制度には、意外と見落とされがちな条件が2つあります。

1. 時間外受診は助成の対象外
時間外診療・休日当番医・夜間救急室などを受診した場合、この制度の助成は受けられません。乳幼児医療費助成(500円の自己負担で受診可能)とは扱いが異なるため、混同しないよう注意しましょう。

2. 県外の医療機関では受給者証が使えない
静岡県外の医療機関を受診した場合、受給者証はその場では使用できません。一旦医療費を自己負担で支払い、後日窓口またはオンライン申請で払い戻し(償還払い)の手続きを行う必要があります。領収書は必ず保管しておきましょう。

まとめ

浜松市の小・中学生、高校生世代医療費助成制度は、所得制限なく、高校生世代のお子さんまで幅広くカバーしてくれる制度です。「うちはもう対象外」と思い込まず、受給者証をきちんと活用しましょう。

お子さんが小学校に上がる前の乳幼児期の医療費助成については、別記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

この記事でご紹介した内容は、浜松市の子育て情報サイト「ぴっぴ」を参考にしています。制度は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでもご確認ください。